ELECTROCHEMICAL ANALYZER 電気化学装置
ELECTROCHEMICAL ANALYZER
電気化学装置
バッチ電解合成装置
ECSTATSYN-8000
横浜国立大学 跡部真人教授および
信田尚毅准教授の監修
ECSTATsyn-8000は、ビギナー向けに開発したバッチタイプの有機電解合成装置です。
タッチパネルで直感的な操作ができ、定電圧電解/定電流電解が行えます。
またCV測定やDPV測定も行え、基質の電気化学特性も解析できます。

電解モード(4テクニック)




解析モード(2テクニック)


有機電解合成は、電気分解のように酸化還元反応を電極での電子移動により促進させる合成プロセスです。電気エネルギーを駆動力とし、電子が試薬として反応を進行させるため、環境に負荷が小さく、グリーン・サスティナブルケミストリーな手法です。
アプリケーション
創薬や農薬の開発
新規合成手法の開発
天然物合成や代謝物合成
金属錯体触媒の開発
主要ユーザーの皆様
測定テクニック
ECSTATsyn-8000は電解合成の初心者向けに開発したバッチタイプの電解合成装置です。
電気的な知識がなくても、電解条件を入力するだけで電解合成を完結します。
ポテンショスタットとマグネチックスターラーが一体化した装置でスタイリッシュなデザインです。
また、B5サイズの設置面積でスタンドアロンで動作しますので、PCとの接続が不要ですので、
設置場所を取りません。
操作はタッチパネルで行い、直感的にご使用頂けます。
測定データはUSBメモリにCSV形式で保存できます。
6項目の測定テクニック
~電解モードと解析モード~
電解合成モード(定電流/定電圧/パルス電流/パルス電圧)と、解析モード(サイクリックボルタンメトリー:CV/ディファレンシャルパルスボルタンメトリー:DPV)の測定が行えます。
測定テクニック一覧
| テクニック | 電 極 数 | 説 明 | |
|---|---|---|---|
| 1 | CONSTANT CURRENT | 2電極 | アノードとカソードに最大200mAの一定電流を流します。 |
| 2 | CONSTANT VOLTAGE | 2電極 (電圧制御) |
アノードとカソードに最大10Vの一定電圧を印加します。 |
| 3電極 (電位制御) |
参照電極に対し、作用電極(カソードもしくはアノード)に最大10Vの電位を印加します。 | ||
| 3 | FAST PULSE CONSTANT CURRENT | 2電極 | アノードとカソードに最大200mAの電流が流せ、最短5msのスピードでの極性反転ができます。 |
| 4 | FAST PULSE CONSTANT VOLTAGE | 2電極 (電圧制御) |
アノードとカソードに最大10Vの一定電圧が印加でき、最短5msのスピードでの極性反転ができます。 |
| 3電極 (電位制御) |
参照電極に対し、作用電極(カソードもしくはアノード)に最大10Vの電位を印加でき、 最短5msのスピードでの極性反転ができます。 |
||
| 5 | CYCLIC VOLTAMMETRY(CV) | 3電極 | 作用電極の電位を変化させ、基質の酸化還元反応と、その酸化還元電位およびフェロセン基準にも換算できます。 |
| 6 | DIFFERENTIAL PULSE VOLTAMMETRY(DPV) | 3電極 | 作用電極に矩形波状に電位を変化させ、基質の酸化還元反応と、酸化電位および還元電位が求められます。 ※ DPVはCVでは検出できない極低濃度(μMオーダー)の |
仕様
ECSTATsyn-8000 仕様
| 項 目 | 仕 様 |
|---|---|
| 測定テクニック | 定電流/定電流パルス(最短5ms制御) |
| 定電圧/定電圧パルス(最短5ms制御) | |
| サイクリックボルタンメトリー | |
| ディファレンシャルパルスボルタンメトリー | |
| 最大出力/制御電圧 | ±10V |
| 制御電圧/電位分解能 | 1mV |
| 項 目 | 仕 様 |
|---|---|
| 測定電圧/電位分解能 | 1mV |
| 最大出力電流 | ±200mA |
| 電流レンジ | ±200mA(1μA分解能) ±200μA(1nA分解能) |
| スターラー回転数 | 50~1000rpm ※10rpm単位 |
| 電源 | DC24 V ACアダプタ使用 |
| 外径寸法/重量 | W150×D250×H180mm/約2.2kg |
測定手順
定電流
STEP1
条件設定
以下の測定条件を入力します。
測定条件は以下の4項目です。
・基質濃度(mmol)
・攪拌速度(rpm)
・終了条件
時間(h/min/s),
通電量(F/mol),連続
STEP2
ファイル名入力
測定条件の一覧が表示されます。
ファイル名を付け、「RUN」ボタンを押すと電解が開始されます。
STEP3
測 定
測定中は、電圧値/時間/制御電流/通電量を表示します。
STEP4
データ読み取り
装置裏面のUSBメモリに
CSVデータが記録されます。
USBメモリに記録されたCSVデータには、測定条件と波形が記録されていますのでグラフ化もできます。
サイクリックボルタンメトリー:CV
STEP1
条件設定
以下の測定条件を入力します。
測定条件は以下の5項目です。
・折返し電位1(V)
・折返し電位2(V)
・掃引速度(mV/s)
・サイクル回数
測定条件の一覧が表示されます。
「RUN」ボタンを押すと測定が開始されます。
STEP2
測 定
測定中はリアルタイムに
CV波形を表示します。
各基質の酸化還元ピークおよびフェロセンの酸化還元ピークを指定します。
STEP3
酸化還元電位 算出
各酸化還元電位を数値表示します。
また各基質の酸化還元電位についてフェロセン基準に変更した数値も表示されます。
ディファレンシャルボルタンメトリー:DPV
STEP1
条件設定
以下の測定条件を入力します。
測定条件は以下の2項目です。
・終了電位(V)
※ 矩形波の条件(Pulse conditions)は初期値が設定されており、変更することも可能です。
測定条件の一覧が表示されます。
「RUN」ボタンを押すと測定が開始されます。
STEP2
測 定
測定中はリアルタイムに
DPV波形を表示します。
各基質のピーク電位を指定します。
STEP3
ピーク電位 算出
各基質のピーク電位を数値表示します。




